“はただい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
機台50.0%
織機台50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その年取った方は、前庭まえにわの乾いた土にむしろを敷いて、うしろむきに機台はただいに腰かけたが、トンと足をあげると、ゆるくキリキリと鳴ったのである。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
三つの時孤児みなしごになり、庄屋しょうやであった本家に引き取られた銀子の母親も、いつか十五の春を迎え、子供の手に余る野良のら仕事もさせられれば、織機台はただいにも乗せられ
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)