“はいとく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
悖徳63.6%
敗徳27.3%
背徳9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「知識と検証とさ。結核患者や瘰癧るいれき患者はその病状を見ればわかる。悖徳はいとく漢や狂人はその行状を見ればわかる。」
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
嘗てはその言葉と態度に或る嚴肅な魅力を與へてゐた興味と是認ぜにんの心を、あらゆる行爲、あらゆる言葉からどんな技倆で引出し得るかを示すことに、彼の内なる敗徳はいとくの人間が
背徳はいとく疎外そがいの感じはあったが、別に妙な優越感がやがて彼に湧き上って来た。お前たちはせっせとありのように登校して行くが、おれはこんなところで一夜を明かしたんだぞ。
幻化 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)