“のうとり”の漢字の書き方と例文
語句割合
農鳥100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日は御予定の通り農鳥のうとり岳を越して、あいノ岳との鞍部迄行きたいものだと思った。さもなければ好い泊り場所も得られない。午前七時頃に出発する。
透明に奥深く冴えわたっている、鼻ッ先には農鳥のうとり山とあいたけ(白峰山脈)が、近く立っている、こんな大きな山々が、今まではどこに秘んでいたのだろう、天から降ったのかと思うように
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
朝早く農鳥のうとり岳の北の野営地を出発、南へ農鳥岳、広河内ひろごうち岳、白河内岳と縦走を続け、時間が遅くなったので其処そこから驀地まっしぐらに東俣の谷へ下り込みました。
日本アルプスの五仙境 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)