“ねずみこぞう”の漢字の書き方と例文
語句割合
鼠小僧100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家構が古い形だけに、児雷也じらいやとか鼠小僧ねずみこぞうとか旧劇で見る義賊のような空想に過ぎない。
監獄署の裏 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
鼠小僧ねずみこぞうの住んでいた、三光新道のクダリに、三光稲荷いなりのあったことを書きおとした。
旧聞日本橋:08 木魚の顔 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
花川戸はなかわど助六すけろく鼠小僧ねずみこぞう次郎吉じろきちも、或いはそうだったのかも知れませんね。
十五年間 (新字新仮名) / 太宰治(著)