“にんそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
人相90.9%
人想9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頭はけがをしたため、少し右のかたのほうへ曲がっていた。かたわになったので、よけいこの男の人相にんそうを悪くした。
村瀬は、三十歳ぐらいの、やせた人相にんそうのよくない男でしたが、こんいな木村さんのおつかいだというので応接間にとおして、ていねいにもてなしました。
鉄塔の怪人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
こう云う矢端やさきには得て疑心も起りたがる。縄麻じょうま蛇相じゃそうも生じたがる、株杭しゅこう人想にんそうの起りたがる。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)