“にゅうじゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
乳汁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人間も初めのうちはやはり地から生まれ、そうして地の細孔から滲出しんしゅつする乳汁にゅうじゅうによって養われていた。
ルクレチウスと科学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
左の足を乳牛にゅうぎゅうむねあたりまでさし入れ、かぎの手にった右足のひざにバケツを持たせて、かた乳牛にゅうぎゅうのわきばらにつけ、手も動かずからだも動かず、乳汁にゅうじゅうたきのようにバケツにほとばしる。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)