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にゅうこ
ふりがな文庫
“にゅうこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
乳虎
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乳虎
(逆引き)
屈従に慣れた女が、ふと
乳虎
(
にゅうこ
)
の怒りを発したように、血に渇いた眼が、ギラギラと貝殻のように輝くのです。
銭形平次捕物控:073 黒い巾着
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
それもその
筈
(
はず
)
、滝は他に向って乱暴
狼藉
(
ろうぜき
)
を極め、
憚
(
はばか
)
らず
乳虎
(
にゅうこ
)
の威を
揮
(
ふる
)
うにもかかわらず、母親の前では
大
(
おおき
)
な声でものも言わず、
灯頃
(
ひともしころ
)
辻の方に母親の姿が見えると、駆出して行って迎えて帰る。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
にゅうこ(乳虎)の例文をもっと
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