“にひゃくとおか”の漢字の書き方と例文
語句割合
二百十日100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二百十日にひゃくとおかあくる日に神戸を立ったのだから、多少の波風は無論おいでなさるんだろうと思ってちゃんと覚悟をきめていたところが、天気が存外呑気のんきにできたもので
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
災害の来た一日はちょうど二百十日にひゃくとおかの前日で、東京では早朝からはげしい風雨を見ましたが、十時ごろになると空も青々あおあおとはれて、平和な初秋はつあきびよりになったとおもうと、ひるどきになって
大震火災記 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)