“にせめくら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
偽盲75.0%
偽盲目25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるいは偽盲にせめくらで実は盗賊のたぐいではないかなどと平助は疑った。
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
この山伏は、光秀の発した密使ではないが、さきの偽盲にせめくらは、いうまでもなく明智の士雑賀さいがろうであった。光秀から毛利輝元へあてた一書を受け、二日の早朝、京都から立って来た者だ。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こいつは偽盲目にせめくらじゃないかと、米友はこの時にもまたそう思い出しました。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)