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なんばん
ふりがな文庫
“なんばん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ナンバン
語句
割合
南蛮
81.1%
南蠻
18.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南蛮
(逆引き)
南蛮
(
なんばん
)
物にはよく効く吐剤がある。南の方の国で取れる
吐根
(
とこん
)
などはその一つだが、なかなか手には入るまいよ、——だが、こいつは
内証
(
ないしょ
)
にして貰いたい。
銭形平次捕物控:152 棟梁の娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
南蛮
(
なんばん
)
の薬を売っていた商人、……そう云うものも名前を明かせば、何がし甚内だったのに違いありません。
報恩記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
なんばん(南蛮)の例文をもっと
(30作品)
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南蠻
(逆引き)
「尤もなことぢや、紛失した品と申すのは
唐土
(
もろこし
)
で言ふ夜光の珠、
南蠻
(
なんばん
)
ではこれをダイヤモンドと申すさうぢや。大きさは
銀杏
(
いてふ
)
の實ほどもあらうか、まことに見事なものぢや」
銭形平次捕物控:210 飛ぶ女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
この夜光の珠は、日本に類がないばかりでなく、
唐天竺
(
からてんぢく
)
から
南蠻
(
なんばん
)
にも珍らしいもので、これを一つ賣れば、南蠻紅毛の國では、何千兩、いや/\何萬兩にもなるといふことです。
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
なんばん(南蠻)の例文をもっと
(7作品)
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