“なんせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
南西50.0%
南齊50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カラスたちは、スモーランドの上を南西なんせいにむかって飛びつづけました。うららかにれわたった、あたたかい朝でした。地上の鳥たちは、やさしいあいうたをうたっていました。
それなのに、じぶんは南西なんせいのほうにつれられてゆく。お日さまがうしろのほうにあるから、きっとそうにちがいない。そうしてみると、下に見える森のじゅうたんは、きっとスモーランドだ。
八景といふ字面じめんたうあたりからある、イヤ景色に八ツを取立てゝいつたのは南齊なんせい沈約しんやくの八詠樓など、或はもつと古いところにあるか知らぬが
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)