“なみだきん”の漢字の書き方と例文
語句割合
涙金100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分はいさぎよく涙金なみだきんを断った。断った表向は律義りちぎにも見える。自分もそう考えるが、よくよく詮索せんさくすると、慾の天秤てんびんけた、利害の判断から出ている事はたしかである。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
こんなことをして涙金なみだきんをせしめようという、さもしい根性だよ