“ななし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無名75.0%
名無25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無名ななしの沼を越えて、かなりの山路をのぼって行かなければならないのです……乗鞍ヶ岳も好きですが、焼ヶ岳の煙を見ることも、わたしはいやではありません。
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
無名ななしの沼のほとりを、あぶらぎった後家婆さんと、竜之助とは、ブラブラと歩いて行きました。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
色青き大山たいざん鈍色にびいろ名無ななしをか
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)