“ななさと”の漢字の書き方と例文
語句割合
七里100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これにもはらわたはたたるべき声あり勝沼よりの端書はがき一度とゞきて四日目にぞ七里ななさとの消印ある封状二つ……かくて大藤村の人になりぬ。
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
勝沼よりの端書一度とどきて四日目にぞ七里ななさとの消印ある封状二つ、一つはお縫へ向けてこれは長かりし、桂次はかくて大藤村の人に成りぬ。
ゆく雲 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
この船のやぶれたるもちて、鹽を燒き、その燒けのこりの木を取りて、琴に作るに、その音七里ななさとに聞ゆ。ここに歌よみて曰ひしく