“なぞなぞ”の漢字の書き方と例文
語句割合
謎々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その他無邪気でおもしろい山の中のお伽噺とぎばなしから、畠の中に赤い舌をぶらさげているものは何なぞの謎々なぞなぞを語り聞かせることを楽しみにした子供の友だちだ。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
これは東叡山の配下で、寒い朝でも赤裸で、とうとうと言って人のかどに立って銭貰ぜにもらいをするのだが、無芸と無頼とを以て聞えている。どうかすると謎々なぞなぞのようなものを持って来るのもある。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「杢の謎々なぞなぞは結構だよ、それでほしをつけた家というのがどうしたのさ」