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なけなし
ふりがな文庫
“なけなし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
有乎無乎
66.7%
投無
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
有乎無乎
(逆引き)
流石に巡査の目を憚つて、日が暮れるのを待つて御供水を貰ひに來る嬶共は、
有乎無乎
(
なけなし
)
の小袋を
引敝
(
ひつぱた
)
いて葡萄酒を買つて來る樣になつた。
赤痢
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
流石に巡査の目を
憚
(
はばか
)
つて、日が暮れるのを待つて
御供水
(
おそなへみづ
)
を貰ひに来る
嬶共
(
かかあども
)
は、
有乎無乎
(
なけなし
)
の小袋を
引敝
(
ひつぱた
)
いて葡萄酒を買つて来る様になつた。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
なけなし(有乎無乎)の例文をもっと
(2作品)
見る
投無
(逆引き)
それで
投無
(
なけなし
)
の金をつぎ込んで大学へあげる。子供の出世を夢見ていたところが子供は横道へそれてしまった。思惑ががらりと外れたんであんな風になったんじゃないんですか。
山本有三氏の境地
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
なけなし(投無)の例文をもっと
(1作品)
見る
“なけなし”の意味
《名詞》
なけなし【無けなし、無け無し】
わずかしかないこと。
(出典:Wiktionary)