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有乎無乎
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なけなし
ふりがな文庫
“
有乎無乎
(
なけなし
)” の例文
流石に巡査の目を憚つて、日が暮れるのを待つて御供水を貰ひに來る嬶共は、
有乎無乎
(
なけなし
)
の小袋を
引敝
(
ひつぱた
)
いて葡萄酒を買つて來る樣になつた。
赤痢
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
流石に巡査の目を
憚
(
はばか
)
つて、日が暮れるのを待つて
御供水
(
おそなへみづ
)
を貰ひに来る
嬶共
(
かかあども
)
は、
有乎無乎
(
なけなし
)
の小袋を
引敝
(
ひつぱた
)
いて葡萄酒を買つて来る様になつた。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
乎
漢検準1級
部首:⼃
5画
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
乎
漢検準1級
部首:⼃
5画