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どんりゅう
ふりがな文庫
“どんりゅう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
呑竜
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呑竜
(逆引き)
御承知の上州太田の
呑竜
(
どんりゅう
)
様、あすこにある
金山
(
かなやま
)
というところが昔は幕府へ松茸を献上する場所になっていました。
半七捕物帳:37 松茸
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
音に聞く太田の
呑竜
(
どんりゅう
)
さまへお詣りしました。門前町には茶屋、旅籠が軒を並べ、客をひく
婢
(
おんな
)
の声は
鄙
(
ひな
)
びております。広い
境内
(
けいだい
)
はいま人が出盛りで、人むれの多くは鐘楼の方へ
牽
(
ひ
)
かれてゆく様子です。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
例の筆法で帰途の日記も詳しく書いてあるが、その日は太田の駅に着いて、
呑竜
(
どんりゅう
)
上人の新田寺に参詣、はせを屋に一泊。十一日は足利に着いて、原田与左衛門方に一泊。
寄席と芝居と
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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