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とろり
ふりがな文庫
“とろり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蕩然
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蕩然
(逆引き)
ただ
一雫
(
ひとしずく
)
の露となって、
逆
(
さかさ
)
に落ちて吸わりょうと、
蕩然
(
とろり
)
とすると、痛い、
疼
(
いた
)
い、痛い、疼いッ。肩のつけもとを
棒切
(
ぼうぎれ
)
で、砂越しに
突挫
(
つきくじ
)
いた。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ほんのりと
珊瑚
(
さんご
)
の透くのが、三杯目の硝子盃に透いて、あの、唇だか、その珊瑚だか、花だか、蕾だか、
蕩然
(
とろり
)
となる。
古狢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
とろり(蕩然)の例文をもっと
(2作品)
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