“とみもと”の漢字の書き方と例文
語句割合
富本100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは例の富本とみもと一件で、腹にみ込んでいることであるから、声の方の芸事は問題ではないが、声を出さない方の芸事ならば、師匠の申さるる通り
四代目お葉は二代目の不思議な横死が富本とみもとの手で行はれたかも知れないといふうたがひ一つで、富本の紋章に縁のある桜の花は生涯家に植ゑさせなかつた程だ。
……富本とみもとのお稽古けいこに通ってた時分、御師匠おしょさんとこへ来る羽織衆が、そんな話をしていたことがありましたよ。