トップ
>
となりあざ
ふりがな文庫
“となりあざ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
隣字
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隣字
(逆引き)
次ぎには平生世話になる
耶蘇教
(
やそきょう
)
信者
(
しんじゃ
)
の家族を招待した。次ぎには畑仕事で始終
厄介
(
やっかい
)
になる
隣字
(
となりあざ
)
の若者等を案内した。今夜は村の婦人連を
招
(
まね
)
いた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
それは二人が打ち連れて間道を抜けながら
隣字
(
となりあざ
)
の温泉——といつても一軒の宿屋が一つの湯槽を抱えてゐるにすぎないのであるが——へ浸りに行く途中のこと
黒谷村
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
重田
(
しげた
)
さんが
立寄
(
たちよ
)
った。重田さんは
隣字
(
となりあざ
)
の人で、気が少し変なのである。
躁暴狂
(
そうぼうきょう
)
でもなく、
憂欝狂
(
ゆううつきょう
)
と云う訳でもなく、唯家業の農を
抛擲
(
ほうてき
)
してぶらぶら歩いて居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
その自動車は
隣字
(
となりあざ
)
の小さな温泉場に春
半
(
なかば
)
から秋
半
(
なかば
)
の半年だけ三四台たむろしている。
禅僧
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
其妻は子供を連れて再縁し、其住んだ家は
隣字
(
となりあざ
)
の大工が妾の住家となった。私も棺桶をかつぎに往きましたでサ、王子まで、と久さん自身稲次郎の事を問うたある人に語った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
となりあざ(隣字)の例文をもっと
(3作品)
見る