“となみやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
礪波山50.0%
砥波山25.0%
礪並山25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
倶利伽羅くりから峠には、新道と故道とある。いわゆる一騎落から礪波山となみやまへ続く古戦場は、その故道で。これは大分以前から特別好物ものずきな旅客か、山伏、行者のたぐいのほか、余り通らなかった。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
二十日、倶利伽羅くりからを越え、砥波山となみやまを踏み、八幡峰はちまんみねにのぼって、越中一円を鳥瞰ちょうかん
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
礪並山となみやまをはさんで向い合った源平両家の軍勢は、その間、僅か三町という近さに対陣しながら、一向に動き出す様子がなかった。