“とつくにおん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
外國文50.0%
外國音50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手形は多く外國文とつくにおんもてしたゝめたるに、境守る兵士は故里ふるさとの語だによくは知らねば、檢閲は甚しく手間取りたり。瞳子青き男はてふ一つ取出でゝ、あたりの景色を寫せり。
此の時始めて同行の人を熟視したるに、よはひ三十あまりと覺しく、髮の色あか瞳子ひとみ青き男我目にとまれり。何處にてか見たりけん、心におぼえある顏なり。その詞を聞けば外國音とつくにおんなり。