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とじこみ
ふりがな文庫
“とじこみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
綴込
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
綴込
(逆引き)
……そう思い思い編輯室の
隣室
(
となり
)
の応接間に架けて在る玄洋日報
綴込
(
とじこみ
)
を、丸
卓子
(
テーブル
)
の上に引出して、前月以来の三面記事を次から次へと引っくり返してみると……。
山羊髯編輯長
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
室のなかほどに横たわりし新聞
綴込
(
とじこみ
)
の
堡塁
(
ほうるい
)
を難なく乗り越え、真一文字に中将の
椅子
(
いす
)
に攻め寄せて、水兵は右、振り分け髪は左、小山のごとき中将の膝を生けどり
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
そのテーブルの上に散らかっている書類——タイプライタアの紫インクがぼやけた乱暴な厚い
綴込
(
とじこみ
)
、隅を止めたピンがキラキラ光る何かの覚え書——の雑然とした堆積と
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
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