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ときすす
ふりがな文庫
“ときすす”の漢字の書き方と例文
語句
割合
説勧
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
説勧
(逆引き)
父や兄からもそれを最も賢い方法として
説勧
(
ときすす
)
められたが、彼れは馬の耳に風で聞流して、否か応かの返事をさえしなかった。
入江のほとり
(新字新仮名)
/
正宗白鳥
(著)
若い二人の恋が
愈〻
(
いよいよ
)
人目に余るようになったのはこの頃であった。時雄は監督上見るに見かねて、芳子を
説勧
(
ときすす
)
めて、この
一伍一什
(
いちぶしじゅう
)
を故郷の父母に報ぜしめた。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
暮をどうして越そうかと、気をいらいらさせているお島に、そんな事に明い職人が
説勧
(
ときすす
)
めてくれた。秘密にそれの周旋をしている家の、近所にあることまで、彼は知っていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
けれど芳子はどうしても食べたくないという。細君が
説勧
(
ときすす
)
めても来ない。時雄は自身二階に上った。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
一日痛い
頭脳
(
あたま
)
をかかえて奥で寝転んでいたお島の傍へ来て、姉は
説勧
(
ときすす
)
めた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
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ときすゝ