“とかち”の漢字の書き方と例文
語句割合
十勝100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔、十勝とかち方面から夜盗の一団が上川かみかわアイヌの部落を襲うべく、山を越えて石狩川の上流にいかだを浮べて流れを下って来た。
えぞおばけ列伝 (新字新仮名) / 作者不詳(著)
硫黄いおう岳を窮め、十勝とかち岳を窮めて、北海道の中央に連亙せる高山には足跡到らぬ隈もなし。
層雲峡より大雪山へ (新字新仮名) / 大町桂月(著)
漁師のせがれを一季二万円で十勝とかちの農家に出稼ぎさせるような昨今の状況だという。