“とおばやし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遠囃子50.0%
遠林50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寒垢離かんごりをしてッぱいになった馬春堂が、獅子舞ししまい遠囃子とおばやしを引っ立ててそこを逃げ出してから暫くしてのち——。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かねて話は聞いてゐるが、あの三百円に対しては、借主の遠林とおばやし従来これまで三回に二百七十円の利を払つてる。それから遊佐君の手で九十円、合計三百六十円と云ふものが既に入つてゐるのでせう。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)