“とうきん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
当金66.7%
唐巾33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだそのほかに話がまとまり次第、一種の支度金のような意味で当金とうきん百両出そうという条件まで付けて来た。金百両——この時代においては莫大の金であるから、歌女寿も二つ返事で承知した。
半七捕物帳:05 お化け師匠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
又「さア当金とうきん百円貸して、後金あときん千円位の資本を借りてもよかろう」
薄紗うすしゃ唐巾とうきんで髪をとどめ、ほう(上着)は白地きんらんに紫のぬい華文けもんたもと飛龍ひりゅうをえがかせ、鳳凰靴ほうおうか(くつ)を足にはいておられる。そして、相手方の備えを見て
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)