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とううちわ
ふりがな文庫
“とううちわ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
唐団扇
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唐団扇
(逆引き)
玉藻は忠通をあおいでいる
唐団扇
(
とううちわ
)
の手を休めて、しばらく考えているらしかったが、あらためて主人の前に手をついた。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
町家
(
まちや
)
では、前の年の寒のうちに寒水でつくった餅を喰べてこの日を祝い、江戸富士詣りといって、
駒込
(
こまごめ
)
の
真光寺
(
しんこうじ
)
の地内に
勧請
(
かんじょう
)
した富士権現に詣り、
麦藁
(
むぎわら
)
でつくった
唐団扇
(
とううちわ
)
や氷餅
顎十郎捕物帳:08 氷献上
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
男はみな
跣足
(
はだし
)
で、薄い鼠色の着物をきて、胸のあたりを
露
(
あら
)
わに見せていた。それにつづいて、水色のうすものを着た八人の女が
唐団扇
(
とううちわ
)
のようなものを捧げて来た。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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