“でまわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
出回50.0%
出廻50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治の初年にはじめて西洋から伝わりて爾後じごしだいに日本にひろまり、今日こんにちでは東北諸州ならびに信州からそれの良果がさかんに市場に出回でまわり、果実店頭をかざるようにまでなったのである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
それをべんべんと待つまでもなく、明日にもオダルに出向いて糧食購入の方途を立てるべきであろうと考えた。折柄間もなく新穀の出廻でまわり期を控え、相場の動きも顕著であろうと思われる。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)