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てんねんこじ
ふりがな文庫
“てんねんこじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
天然居士
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天然居士
(逆引き)
「曾呂崎が電車へ乗ったら、乗るたんびに品川まで行ってしまうは、それよりやっぱり
天然居士
(
てんねんこじ
)
で
沢庵石
(
たくあんいし
)
へ
彫
(
ほ
)
り付けられてる方が無事でいい」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
主人にしては少し
洒落
(
しゃれ
)
過ぎているがと思う間もなく、彼は香一炷を書き放しにして、新たに
行
(
ぎょう
)
を改めて「さっきから
天然居士
(
てんねんこじ
)
の事をかこうと考えている」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それから裏を返して「空間に生れ、空間を
究
(
きわ
)
め、空間に死す。空たり間たり
天然居士
(
てんねんこじ
)
噫
(
ああ
)
」と意味不明な語を
連
(
つら
)
ねているところへ例のごとく迷亭が
這入
(
はい
)
って来る。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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