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てんきょういん
ふりがな文庫
“てんきょういん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
癲狂院
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
癲狂院
(逆引き)
牢獄か
癲狂院
(
てんきょういん
)
か、どの道我が子は助からないのだ。彼の頭には陰惨な人生の両極がまざまざと描かれた。暗い考えが夜のように彼の心をとざして来る。
予審調書
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
最後にあの令嬢の
弾
(
ひ
)
くオルガンが、まるでこの
癲狂院
(
てんきょういん
)
の建物のつく
吐息
(
といき
)
のように、時々廊下の向うから聞えて来た。
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そうでなければ、人々は口々に
饒舌
(
しゃべ
)
っていても世界は
癲狂院
(
てんきょういん
)
かバベルの塔のようなものである。
言語と道具
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
てんきょういん(癲狂院)の例文をもっと
(13作品)
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