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『言語と道具』
ふりがな文庫
『
言語と道具
(
げんごとどうぐ
)
』
人間というものが始めてこの世界に現出したのはいつ頃であったか分らないが、進化論に従えば、ともかくも猿のような動物からだんだんに変化して来たものであるらしい。しかしその進化の如何なる段階以後を人間と名づけてよいか、これも六かしい問題であろう。 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
自然科学 > 自然科学 > 科学理論 科学哲学
初出
「理学界 第廿一巻第五号」1923(大正12)年5月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
六
(
むつ
)
宜
(
よ
)
伝播
(
でんぱ
)
吾人
(
ごじん
)
土蜂
(
つちばち
)
瓔珞
(
ようらく
)
蜘蛛
(
くも
)
饒舌
(
しゃべ
)