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てすりごし
ふりがな文庫
“てすりごし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
欄干越
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
欄干越
(逆引き)
芸者の姿は
枝折戸
(
しおりど
)
を伸上った。池を
取廻
(
とりま
)
わした廊下には、
欄干越
(
てすりごし
)
に、
燈籠
(
とうろう
)
の数ほど、ずらりと並ぶ、女中の半身。
妖術
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「お初穂よ、」といって、女がお
捻
(
ひねり
)
を下へ投げると、揃って上を向いた。青いんだの、黄色いんだの、子供の狐の面を五つ見た時は、
欄干越
(
てすりごし
)
に
廂
(
ひさし
)
へ下った女の
扱帯
(
しごき
)
が、
真赤
(
まっか
)
な尻尾に見えたんです。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
てすりごし(欄干越)の例文をもっと
(2作品)
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