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ておりじま
ふりがな文庫
“ておりじま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
手織縞
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手織縞
(逆引き)
手織縞
(
ておりじま
)
の布子に、
藁
(
わら
)
しべで髮を結つた、存分に質素な
身扮
(
みなり
)
も、何にかしら僞善的な不調和さを感じさせるところに、此家の生活には不純なものがあるのでせう。
銭形平次捕物控:169 櫛の文字
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
人々は思ひ/\の風俗、紋付もあれば
手織縞
(
ておりじま
)
の羽織もあり、山家の習ひとして多くは袴も着けなかつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
これは吾輩が自身にボロ
布
(
ぎれ
)
を拾って来て縫付けたもので、このポケットは木綿の
手織縞
(
ておりじま
)
だ。こっちの大きいのは南洋
更紗
(
さらさ
)
の風呂敷で、こっちのは
縮緬
(
ちりめん
)
だから二枚重ねて在る。
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
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