“ておしぐるま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
手押車50.0%
江州車50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は、彼が、船員衣類箱(註三)を後から手押車ておしぐるまで運ばせながら、宿屋の戸口のところへのそりのそりと歩いて来た時のことを、まるで昨日きのうのことのように覚えている。
十数りょう江州車ておしぐるまが準備された。荷馬にも行李こうりや金銀や何くれとなくくくられる。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)