“ていこうりょく”の漢字の書き方と例文
語句割合
抵抗力100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし厄介なだけに、うまくその始末がつけば、それだけ塾の抵抗力ていこうりょくをまし、かえって健康が増進されるとも言えるんだ。とにかく何事も事上錬磨れんまだよ。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
自然にそれらに対する抵抗力ていこうりょくをわれわれの体中に養成ようせいしているのかもしれない。
蛆の効用 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ふたりはようやくそれをつかんで、下から四、五尺までの高さに帆桁ほげたをおろし、帆の上端を甲板かんぱんにむすびつけた。これで船は風に対する抵抗力ていこうりょくげんじ、動揺どうようもいくぶんか減ずるようになった。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)