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つまこひいなり
ふりがな文庫
“つまこひいなり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
妻戀稻荷
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妻戀稻荷
(逆引き)
界隈
(
かいわい
)
の若いのをおだてて、
妻戀稻荷
(
つまこひいなり
)
の後ろの大野屋を借り受け、
初午
(
はつうま
)
の日に世直しの稻荷祭りの大騷ぎをやらかさうといふ
企
(
たくら
)
みだ
銭形平次捕物控:315 毒矢
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
お勝手口から
覗
(
のぞ
)
いて、お神さんに取次は頼みましたが、——考へて見ると、私と染吉が
妻戀稻荷
(
つまこひいなり
)
樣前の縁臺で暫らく話して居たのを、お月樣の外には誰も見たわけではなく
銭形平次捕物控:141 二枚の小判
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「それから、虎松の巣はわかりました。
妻戀稻荷
(
つまこひいなり
)
の裏の物置、かき廻して見ると、血のついた手拭が出て來ましたよ。血の外に泥がついて、眞中が
毮
(
むし
)
つたやうに切れてゐますが——」
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
幼
(
をさ
)
な友達の染吉といふのと、今日の
夕刻
(
ゆふこく
)
妻戀稻荷
(
つまこひいなり
)
樣の前でハタと逢ひ、暫らくその前の空つぽの茶店の縁臺で話して別れたが、家へ歸つてフト商賣用の
秤
(
はかり
)
を忘れて來たことを思ひ出し
銭形平次捕物控:141 二枚の小判
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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