“つばいち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ツバイチ
語句割合
石榴市40.0%
椿市40.0%
海石榴市20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豊雄の姉が嫁にいっている先は、大和の石榴市つばいちという所で、田辺たなべ金忠かねただという商人であった。
ようやく椿市つばいちという所へ、京を出て四日めの昼前に、生きている気もしないで着いた。
源氏物語:22 玉鬘 (新字新仮名) / 紫式部(著)
爾後その椎を作った処を海石榴市つばいちというと記す。山茶つばきの木は粘き故当り烈しく、油を搾る長杵ながきねにするに折れず。犬殺しの棒は先を少し太くし、必ずこの木を用ゆ。