“つとめむき”の漢字の書き方と例文
語句割合
勤向100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
従って世間の親達のように、早く私を月給取にして、嫁をあてがって、孫の世話でもしていたいなぞと、そんな気は微塵もないが、何分にも当節は勤向つとめむきむずかしくなって、もう永くは勤まらぬという。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
勤向つとめむきも相分候に付、仕合の事に御座候。
遺牘 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
此所ここに書いてありますよ。——同人幼少にて勤向つとめむき相成りがたく当方とうかたへ引き取り五カ年間養育致候縁合そろえんあいを以てと」
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)