トップ
>
つちまみ
ふりがな文庫
“つちまみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
土塗
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土塗
(逆引き)
三吉はお仙に言葉を掛けて、
暫時
(
しばらく
)
そこに立っていた。丁度正太が、植木いじりでもしたという風で、
土塗
(
つちまみ
)
れの手を洗いに来た。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
と小僧はさう言ふなり、直ぐ洗面所へ駈けつけて、
土塗
(
つちまみ
)
れの
玉葱
(
たまねぎ
)
でも洗ふやうに顔中を水に突込んで洗ひ出した。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
婦人は花壇の前で
立停
(
たちどま
)
つた。
凡
(
すべ
)
ての女は男が
草掻
(
くさかき
)
をもつて、
土塗
(
つちまみ
)
れになつてゐるのを見るのが、好きで溜らぬものらしい。婦人は一寸鼻眼鏡に手をやつて訊いた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
つちまみ(土塗)の例文をもっと
(3作品)
見る