“つぎはし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
継橋80.0%
繼橋20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日蓮上人の御歌にも、ここに人を渡し果てんとせしほどに、我が身はもとのままの継橋つぎはしというのがございまして、人をして自ら度せずというのが、またこれ菩薩の本願なのでございます。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
葛飾かつしか真間まま継橋つぎはし夏近し二人わたれりその継橋を
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
殘月全く光を失うて繼橋つぎはし渡る人の俤が分明に見えるほど夜の明け渡つた頃は、二百餘騎の騎武者が門前長く二列に整列して第二の太鼓を待つて居る。
古代之少女 (旧字旧仮名) / 伊藤左千夫(著)