“ちんぺい”の漢字の書き方と例文
語句割合
陳平100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学人がくじんは、代々土着の家柄の人で、世評に聞けば、書は万巻に通じ、胸に六韜三略りくとうさんりゃくをきわめ、智は諸葛孔明しょかつこうめいに迫り、才は陳平ちんぺいにも比肩ひけんし得よう、とある。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
耳に聞いておぼえておくがよい——まずそれにおる荀彧じゅんいく荀攸じゅんゆうはみな智謀ふかく、用兵に達し、いにしえの蕭何しょうかとか、陳平ちんぺいなどという武将も遠く及ばん人材である。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)