“ちくえい”の漢字の書き方と例文
語句割合
竹影100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仰向あおむけに寝ながら、偶然目をけて見ると欄間らんまに、朱塗しゅぬりのふちをとったがくがかかっている。文字もじは寝ながらも竹影ちくえい払階かいをはらって塵不動ちりうごかずと明らかに読まれる。大徹だいてつという落款らっかんもたしかに見える。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
竹影ちくえい払階かいをはらって塵不動ちりうごかず
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)