“だったい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
脱胎66.7%
脱退33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浮世三分五厘、本来無一物の洒々落々しゃしゃらくらくを到る処に脱胎だったい、現前しつつ、文字通りに行きなりバッタリの一生を終った絶学、無方の快道人であった。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
余が議論の原理は、泰西たいせい諸学士の思想より脱胎だったいし来たるもの少なからずといえども、これを事実に適用して演繹えんえきするに至りては余まったくその責めに任ぜざるべからず。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
その春(昭和八年)日本が国際連盟を脱退だったいして、世界の仲間はずれになったということにどんな意味があるか、近くの町の学校の先生が牢獄ろうごくにつながれたことと
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)