“だいぼさつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大菩薩100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三万余騎の軍をひっさげた武田信玄しんげんは、天龍てんりゅうのながれを渡って、大菩薩だいぼさつ浜名郡はまなごおり有玉村ありたまむら)より三方原みかたがはらにせまった。
死処 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
とにかく鳩は、八幡大菩薩だいぼさつの第一の使者と信じられているので皆薄気味悪がって、早速、占いをたててみると
それは私が始め出立しゅったつの時分に立てた真実の目的はチベットにおいて充分仏教の修行しゅぎょうげ、少なくとも大菩薩だいぼさつになって日本に帰りたいという決心でありました。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)