“たわらとうだひでさと”の漢字の書き方と例文
語句割合
俵藤太秀郷100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「拙者の流儀は、信濃の国の住人諏訪大夫盛澄すわのたいふもりずみから出でたもので……この盛澄は俵藤太秀郷たわらとうだひでさとの秘訣を伝えたものでござる」
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
名は佐藤義清さとうのりきよ、憲清とも則清とも書き、法名は円位えんいともいった。徳大寺家の家人で、俵藤太秀郷たわらとうだひでさとの子孫だというが、家柄はあまり高くなく、右兵衛尉うひょうえのじょうに任じた。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)