“たねほん”の漢字の書き方と例文
語句割合
種本100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その代り今に千古(こ)の傑作を書いて一遍で取り返す。現代の探偵小説家の中に知人がいて、それに種本(たねほん)を貸してやったことがある。
妻の秘密筥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
然(しかる)に、何から思いついたのやら、ふと曲亭馬琴(きょくていばきん)の小説『夢想兵衛胡蝶物語(むそうべえこちょうものがたり)』を種本(たねほん)にして、原作の紙鳶(たこ)を飛行機に改め、「彼はどこへでも飛んで行く。」という題をつけ
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「あんな手紙、だれが本気で書くもんですか。小説の焼き直しよ。……ほら、これが種本(たねほん)さ」
キャラコさん:05 鴎 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)