“たねぼん”の漢字の書き方と例文
語句割合
種本100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中には、その種本たねぼんにした、切利支丹キリシタン宗徒の手になつた、ほんものの原文を蔵してゐると感違ひをし、五百円の手附金を送つて、買入れ方を申込んだ人があつた。気毒きのどくでもあつたが可笑をかしくもあつた。
風変りな作品に就いて (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)