“たどころ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タドコロ
語句割合
田所50.0%
田処25.0%
粮地25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おう、田所たどころ検事だ。いよいよ御入来だな」
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
関東の山村でカッコというのは蕎麦カキのことだが、岡山地方の田処たどころで、カキコと謂っているのは米の粉を湯でかきまぜ、甘藷の煮たのなどとともに食う、飯の不足な急場に作るものだそうである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
天皇、ここに阿知の直を、始めてくらつかさ二二けたまひ、また粮地たどころ二三を賜ひき。またこの御世に、若櫻部わかさくらべの臣等に、若櫻部といふ名を賜ひ、また比賣陀ひめだの君等に、比賣陀の君といふかばねを賜ひき。